婚約指輪のタイプ~べセルセッティングの特徴~
べセルセッティング~メリット&デメリット~
この項では、婚約指輪のデザインの1つ「べセルセッティング」について触れてみたいと思います。
一般的に宝石を留める方法として、立て爪などがあります。
しかしべセルセッティングは爪を使わないで、宝石を台座となる金属で輪のように囲う方法をいいます。
そして、べセルセッティングは日本語で「覆輪(ふくりん)留め」とも呼ばれています。
そんなべセルセッティングには、どのようなメリット&デメリットがあるのでしょうか。
○べセルセッティングのメリット
・宝石をしっかり囲っているため、衣類に引っ掛かることがありません(→宝石を傷付けることもありません)。
・べセルセッティングは出っ張り(高さ)もないので、普段使いすることができます。
・べセルセッティングには、大きな宝石(ダイヤモンド)が良く似合います。
○べセルセッティングのデメリット
・宝石にかぶさるようにして金属が囲っているため、どうしても宝石が小さく見える傾向にあります(→それ故、大きな宝石が似合う)。
・光を取り込みにくい傾向にあります。
上記に明記した内容が、べセルセッティングのメリット&デメリットになります。
べセルセッティングは普段から使用できる婚約指輪であり、デザインも非常にオシャレ感を演出しています。
是非、みなさんもべセルセッティングをチェックして頂ければと思います。
セッティングの種類
ここまで、いろいろな婚約指輪のデザイン(セッティング)を明記してきました。
ということで、ここからは前項までに明記していないセッティングについて説明したいと思います。
○立て爪セッティング
婚約指輪のデザインで、もっとも代表的なのが立て爪セッティングです。
そして立て爪セッティングは4本の爪(ブロング)、または6本の爪で一粒の宝石を持ち上げ、側面から光を取り入れている方法をいいます。
○爪なしセッティング
爪なしセッティングは、爪を使用しないで宝石を留める方法をいいます。
そして爪なしセッティングには、「メレセッティング/パヴェセッティン」などがあります。
この記事の監修者

中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。