結納は必要なの?
結納は日本独自のしきたりですが、実は現在のカップルの8割は結納を行っていないという現状があります。
しかし、家のしきたりによっては必ず結納をしなければいけないという人もいるでしょう。
ここでは結納の必要性についてまとめてみましょう。
結納ってどんな意味があるの?
プロポーズをされて、プロポーズを受けた場合、婚約期間になります。
ここから具体的に結婚の準備に入るわけですが、両家の結婚の報告とあいさつを済ませた後に、婚姻の正式な約束を表明するための儀式が「結納」です。
結納という言葉には、両家の縁を結んで、結婚の申し入れをするという意味があります。
相手を嫁(もしくは婿)にもらう側が結納金と結納品を用意し、そのお金や品物で結婚の支度をしてほしいという意味合いがあります。
結納はした方がよいの?必要性はある?
結納をするには、結納金や結納品を用意しなければなりませんし、結納返しの品物も必要ですので、費用がかかります。
また手間も時間もかかるため、両家の顔合わせだけでよい!と考えるカップルも少なくありません。
結納にこだわる必要性はないものの、結納は婚姻の約束を交わしたことを正式に表明する儀式なので、結婚という一生に一度の慶事に向けての儀式として重視する人が多いのも事実です。
特に両親など年配の人であれば結納を重視する家庭もあるでしょう。
一般的には結納は男性側から女性側にお伺いを立てて、決定権は女性側にあるものと言われています。
つまり、男性側から結納についてのお伺いがない場合、非常識、失礼ととらえられてしまうこともあります。
男性側は、結納をどうするのか、まずは女性側に確認した方がよいでしょう。
結納は必要ないという意見も
ただ結納は必要ないと考える人が増えているのも事実です。
結納が必要ないという人の意見としては、費用がかかる、手間や準備に時間がかかるといったものが多いです。
結納をする場合でも略式にするカップルや、両家の顔合わせの際に、結納金の受け渡しだけ行うというケースもありますよ。
この記事の監修者

中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。