婚約指輪のお披露目は結納で
今夜指輪と結納の関連性
プロポーズをするのと同時に、婚約指輪を渡す男性は多いと思います。
もちろん婚約指輪を渡すという意味において、まったく問題はありません。
しかし本来、婚約指輪を渡す場所はプロポーズではなく、結納を行う場所がベストだということも覚えておく必要があると思います。
何故なら結納の流れの中に「婚約記念品のお披露目」という項目があるのですが、婚約指輪は婚約記念品の1つになるからです。
もちろん、結納で婚約指輪(婚約記念品)を見せる理由はその他にもあります。
例えば彼女の両親の前で婚約指輪をお披露目できるということは、男性の頑張った証でもあるからです(彼女に対する思いI&金銭)。
だからプロポーズで彼女に婚約指輪を渡したとしても、結納には改めて婚約指輪をお披露目したほうが良いと思います。
※ちなみにきちんとした結納をすることは、男性(&男性の両親)の誠実な姿勢を見せることにもなります。
結納をしない場合の婚約指輪
では結納をしないカップル(両家)の場合、婚約指輪はどのように渡せばいいのでしょうか。
確かに最近は両家の意向に沿って、結納をしない場合も増えているのは事実です。
そのような場合、彼女にプロポーズをするのと同時に婚約指輪を渡しても問題はありません。
それと結納はしないかわりに両家が顔合わせをするため、食事会を開催する場合が多くなっています。
食事会には両家の両親が揃っているので、そこで婚約指輪を渡すのもアリだと思います。
※基本的に結納をしない場合、婚約指輪を渡すタイミングはいつでも構いません。
結納とお返し
それと、彼女からのお返しについて少し触れておこうと思います。
お返しの正式なマナーとして、「男性から婚約指輪を貰った場合、そレに対するお礼の意味で贈り物をする」ことになります。
・贈り物一覧=「ブランドものスーツ/ネクタイ/鞄/財布」などが一般的です。
そしてお返しの金額ですが、婚約指輪の半額程度が目安だといわれています(=30万円の婚約指輪を受け取った場合、結納返しは15万円程度)。
この記事の監修者

中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。